料理をするのは好きなんですが、かわいいネイルとかできなくなっちゃうんで、そこはちょっと残念だなーと思う今日この頃。
よくお料理番組で爪が長かったりキレイにネイルされてる手で料理してる人を見かけるんですが、どうやってご飯を作ってるんだろう。わざわざとっちゃうのかな?それとも作らないのかな?ぜひ教えてほしいところ。
やっぱりオシャレも楽しみたいお年頃。
今日バルアシェサイトさんを転々と遊びにいかせてもらったのですが、やっぱりみなさまの小説とか絵は素敵すぎます・・・!どうしてあんなふうにバルアシェを解釈できるというか、形にできるのだろう?
そんなわけで多大に触発されちゃったので、以下からバルアシェ小説を!
本当はツンデレなアーシェを書きたかったんだけどな!またしても余裕なバルに主導権もっていかれちゃいました。笑
いや、笑い飛ばせる話ではないな。日々精進していかねば!
そんなわけで、いつもどおりぐだぐだ小話ですが、読んでくださる方は以下からどうぞ!
宝石の眩さは、時に人を狂わせるのだ。
ほらよ、と唐突にバルフレアがアーシェに渡したのは小さな宝石だった。
「これは・・・ピアス?」
「あぁ」
「でも、どうして?」
「どうしてだろうな?」
そういってバルフレアは笑い、彼女のベッドにダイブする。
どうしてだろうな、って。まるで自分のことじゃないような口ぶりで彼女は困惑する。
けれど、ベッドの中の彼は照れ隠しなのか本気で眠いのかは定かではないが、彼の思いがけないプレゼントは素直に嬉しかった。
部屋の明かりにかざして、その青さを見つめる。目眩がしそうなほど光が放たれる。
彼女はそっとそれを手中に戻し、ベッドに近づき、嬉しそうに彼に話す。
「これ、つけてくれる?あなたがくれたんだから、あなたにつけてほしいわ」
ね、と彼女は微笑む。
バルフレアはその言葉に意地悪く微笑むと、勢いよく起き上がり、彼女の手中にある宝石の一つを取り上げた。
「たまたま街で見かけたんだ」
「一目惚れだったのね」
「あぁ。王女様が青い宝石身につけてるのを見たことなかったからな。でも、これはきっと似合うと思ったんだ」
照れ隠しをするわけでもなく、バルフレアは正直に話す。
彼女は暗がりでもわかるほど顔を赤く染めたけれど、その表情はとても明るかった。
彼は彼女の小さな耳に手をよせる。
「・・・どう?」
「予想通りだな。よく似合ってるよ」
本当?アーシェはそういって照れ臭そうな、けれど本当に嬉しそうに微笑む。
そして、ありがとうと優しく告げる。
彼にとって、この瞬間が何よりも嬉しかった。
「もう片方もしてくれる?」
「仕方ねぇな」
そして彼女がピアスを渡した瞬間、彼の頭に「いいアイディア」が思い浮かぶ。
これくらいの報酬はいただいたって構わない。
何も知らない彼女は、嬉しそうに微笑んでいる。
彼女の耳にまっすぐに手が伸び、そしてピアスがゆっくりとベッドの上に転がる。
「ちょ、ちょっと・・・!」
彼女の抵抗なんて気にしない。むしろ、それで理性が崩壊することを彼女は知っているのだろうか。
彼の意地悪な唇は、彼女の小さな耳にそえられていた。
「バ、バルフレア・・・!」
「報酬はこれで」
報酬がいるんだったらプレゼントでも何でもないじゃない。彼女はそう口にする。
けれど目の前で微笑む悔しいくらいに愛しいこの男に勝てるわけなんてなくて、悪口を一つ零したあと、彼女はそっと彼に手を伸ばした。